ざっくりと
UVI WorkstationとFalcon、両機種共にUVIエンジンの音源を読み込めるソフトなのですが、
- UVI WorkstationはUVIの音源を読み込めるプレイバック専用機。
- Falconは多彩なプリセット音源を内蔵した、UVIフラッグシップモデルのサンプラーシンセ。
加えてUVIの音源を読み込むだけでなく緻密なエディットも出来る。
と言えます。
例えばNative Instrumentsで言うと、音源内蔵のKONTAKTとプレイバック専用のKONTAKT PLAYERの関係に近いとも言えますね。
今回は意外と知られいない(?)フリーソフトUVI Worlstationについて書いてみます。
無料のUVI Workstation 2.6.15ダウンロードはこちらから。
◆ UVI Workstation for Mac OS X
◆ UVI Workstation for Windows
◆ UVI Workstation for Windows (x64)
Falconについてはこちらの記事で詳しくレビューしています。
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ソフトシンセレビュー | Falcon~UVIフラッグシップ音源
UVIのフラッグシップモデル Falconの多機能なモジュレーションやアルペジエーターなどを駆使した豪華なプリセットからは、
例えば一音弾くだけでも独自の世界観を感じる事が出来ます。
正に『創作意欲を刺激する総合ハイブリッド音源』と言えます。
内臓エフェクトも、ディレイ、リバーブ、モジュレーション、フィルター、イコライザー、ドライブ、ダイナミクス等高品質かつ多彩。
フリーのUVI Workstationも実は結構凄い。
UVI Workstationにはファクトリープリセットと呼べるような音源は内蔵していませんが、
ディレイ、リバーブやモジュレーション系、ダイナミクス系エフェクトを装備し、アルペジエーターやマルチアウトにも対応しているので、フリーとは言えなかなかの機能と可能性を備えていると言えます。
ただし基本は”プレイバックサンプラー”なので、別売りのUVI音源が無ければその真価を発揮することは出来ません。
このUVIオフィシャル動画がわかりやすいです(日本語字幕あり)
何でも入ってる総合音源UVI PlugSound Pro
僕が最初に手に入れたUVI音源は、UVI PlugSound Proといういわゆる総合音源。その時は軽量でとりあえず何でも出せる総合音源を探してんです。
多くの人がそうだと思いますが、大容量の音源やサンプルはシステムHDDでなく外付けのHDDに入れますよね?
僕ももちろんそうしてるのですが、例えば気分転換にノートパソコン1台だけ持ち出して、外で作業したい時には、わざわざ外付けHDDとか広げたくないですよね。
そういった用途に向けにシステムディスクを圧迫せず、何でも入ってる総合音源を探していたところ、容量8GBに抑えられたUVI PlugSound Proは丁度良かったんです。
8GBならシステムディスクにも気軽に入れられますし。
もちろん気軽とは言え音は高品質なので、結果的に今でも使ってますけど。
大容量音源の良さはもちろんありますが、コンパクトで小回りが利く音源をひとつ持っておくと、役に立つ場面て意外とあります。
UVI PlugSoundProをチェック 宅録セレクトショップ
とりあえずフリーで落として追加音源をじっくりと吟味
UVI Workstation自体はフリーなので、
まずはダウンロードして多彩なUVI 音源をじっくり選ぶのも良いかもしれません。
このサイトでもいくつかレビュー記事を書いてますので参考にしてみてくださいね。