Line 6 Helix周りでいくつかのアップデートが公開されました。
主なアップデート
本体のファームウェアが2.30へアップデート。
Marshall® JTM-50 Super Tremolo Plexiや、Xotic® EP Boosterなど、アンプモデルが7種類、エフェクトモデルが7種類それぞれ追加。
新しいエディターソフト"HX Edit"に対応し、フルバックアップに対応。これにより、8つのセットリスト、IR(インデックスの順番を含む)、Global Settingsを一括してリストアすることが可能に。
新しいアンプモデルも楽しみなところですが、プリセットとIRがセットでまとめて保存出来るのも嬉しい機能ですね。
PCのエディターがHX Editにアップデート。
PC上でHelixのパラメーターやプリセットを管理するエディターソフトが、HX Editにアップデート。
見た目ではHelix Nativeに近くなり、画面の大きさを変えられたり、設定の位置が改良され、操作性がアップしました。

エディター画面を大きく表示。一度に多くのパラメーターがチェック可能に。

エディター画面の縮小が可能に。
Helix Nativeのバージョンアップ
プラグイン版のHelix Nativeもファームウェア2.30と同様に、14種類のアンプやエフェクトが追加されました。こちらもグローバルやIR含めたフルバックアップに対応しました。
Helix本体との設定共有がますます進化しましたね。
新たに加わったアンプやエフェクトモデル
新しいアンプ・モデル(7種類)
- Voltage Queen Victoria® Electro Kingがベース
- Derailed Ingrid Trainwreck Circuits® Expressがベース
- Brit Trem Nrm Marshall® JTM-50 Super Tremolo Plexiのノーマル・チャンネルがベース
- Brit Trem Brt Marshall® JTM-50 Super Tremolo Plexiのブライト・チャンネルがベース
- Brit Trem Jump Marshall® JTM-50 Super Tremolo Plexiのノーマル&ブライト・チャンネル(ジャンパー接続)がベース
- Cartographer Ben Adrian Cartographerがベース
- Agua 51 Aguilar® DB751 bass ampがベース
新しいエフェクト・モデル(7種類)
- Distortion > Kinky Boost (Mono, Stereo) Xotic® EP Boosterがベース
- Distortion > Thrifter Fuzz (Mono, Stereo) Line 6 オリジナル
- Dynamics > Kinky Comp (Mono, Stereo) Xotic® SP Compressorがベース
- Modulation > Bleat Chop Trem (Mono, Stereo) Lightfoot Labs© Goatkeeperがベース
- Delay > Double Take (Mono, Stereo), Line 6 オリジナルのダブラー
↑これいいです!コーラスともディチューンとも少し違うニュアンスで簡単にダブリングっぽく厚みが出せます。
- Delay > Cosmos Echo (Mono, Stereo) Roland RE-201 Space Echoがベース
- Volume/Pan > Stereo Width (Stereo) ステレオパスのダイナミックな調整を行うLine 6 オリジナル・ユーティリティー
Helixユーザーにはアップデート推奨。
Line 6のオフィシャルでもアップデートを強く推奨しています。細かなバグフィクスもあるようです。
これはアンオフィシャルなはなしですが、
これまでHelixのアップデートでは機能的な事は公表されながら、音質的なところはほとんど公表されてないんですよね。
あくまで個人的にはですが、、、これまでにも音質がアップデートしているような気がしていまして、今回少しチェックしたところ、HXキャビ周りの音質がかなり向上している感じがします…。よりリアルになったと言うか。それからリバーブの質が今まで以上にきめ細かくなった気も。。
この辺りはあくまで私感なので、Helixユーザーの方はぜひチェックしてみてください。
個人的にHXキャビ2台での音作りも深く弄れそうな感じで、じっくりいじり倒したいところです。